浮白(ふはく)[GB10]

浮白ふはくGB10

  • 足の少陽胆経

効能

頭部の病、耳や歯の疾患に有効です。熱性病、高血圧、低血圧がある場合には浮白に圧痛がでて、充血性の不快感、冷感が現れる。

頭痛
難聴
耳鳴り
その他:歯痛、気喘など

取り方

耳尖直後の髪際の後方1寸に取る。

部位

頭部、乳様突起の後上方、天衝と完骨を結ぶ(耳の輪郭に沿った)曲線上、天衝から3分の1。

成り立ち

浮白の白は杯で「耳」を表わす。耳の「浮き上がるところ」、つまり上部にある経穴の意味。または白は百に通じ、脈気が百会に通じる経穴の意味。