懸鍾(けんしょう)[GB39]

懸鍾けんしょうGB39

  • 足の少陽胆経
要穴: 八会穴の髄会

効能

痔出血、首のこわばり、高血圧、動脈硬化、脳出血による半身不随脚気、胃炎に有効です。

下肢の麻痺
項頚部痛
高血圧症
その他:足関節痛、寝違いなど

取り方

外果尖の上方3寸で、腓骨の前方に取る。
※附陽(膀胱経)の前方にあたる。

部位

下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方3寸。

成り立ち

懸鍾の鍾は鐘の字で書かれることもある。懸鍾は踊り子や子供がここに鐘の形の鈴を吊り下げたという説がある。別名の「絶骨」は、長・短腓骨筋と背骨後縁の間の溝が、「骨が絶えた」ように見えるため。