丘墟(きゅうきょ)[GB40]

丘墟きゅうきょGB40

  • 足の少陽胆経
要穴: 胆の原穴

効能

胸膜炎、胃炎の疼痛、神経性胃痛、脚の痛み、足関節のリウマチ、捻挫に有効です。

目の充血
鼠径部痛
足関節痛
その他:白内障など

取り方

抵抗に抗して足の第2から第5指を伸展させると、長指伸筋腱がはっきり現れ、その外側陥凹中に取る。外果尖の前下方にあたる。

部位

足関節前外側、長指伸筋腱外側の陥凹部、外果尖の前下方。

成り立ち

丘墟の墟は「大きな丘」を表わす。丘と墟の字のどちらも「外果」の隆起を指す。墟の「」は元来「くぼみ」を指し、墟は山頂の中央がくぼんだ丘を表わしていたという。そこで、丘嘘は外果の前下方のくぼみを指している。