懸釐(けんり)[GB6]

懸釐けんりGB6

  • 足の少陽胆経

効能

感冒その他の発熱により顔面部の充血による顔面熱感、目赤、歯痛、頭痛に有効です。

片頭痛
顔面浮腫
耳鳴り
その他:外眼角痛、歯痛など

取り方

側頭髪際にほぼ並行して、頭維(胃経)から曲鬢までをなだらかに結ぶ曲線上で、曲鬢から4分の1のところに取る。

部位

頭部、頭維と曲鬢を結ぶ(側頭の髪際に沿った)曲線上、頭維から4分の3。

成り立ち

懸釐の釐は「治める、改める」の意味。頭維の下に吊り下がり、髪際の折れ曲がるところにある経穴の意味。また、頭痛やめまいを「治す」ために効果のある経穴ともいわれる。