神門(しんもん)[HT7]

神門しんもんHT7

  • 手の少陰心経
要穴: 心の原穴 心経の兪土穴

効能

心臓性の疾患、脳神経製の疾患、そのほか消化器性の疾患に有効です。心臓肥大、心悸亢進、神経衰弱等によく、てんかん、不眠症、めまい、精神錯乱等に有効です。また以上のような病で胃腸の機能が衰えている場合に特に有効です。尺骨神経痛や麻痺、主関節炎やリウマチにも有効です。

心痛
不眠
健忘
その他:寝汗、五心煩熱、認知症など

取り方

豆状骨上縁の橈側で、手関節前面横紋上、尺側手根屈筋腱の外側に取る。
※太淵(肺経)、大陵(心包経)、神門は手関節掌側横紋上に並ぶ。

部位

手関節前内側、尺側手根屈筋腱の橈側縁、手関節掌側横紋上。

成り立ち

神門は少陰心経の原穴で、「神気の出入りする」経穴を示唆している。