大赫(だいかく)[KI12]

大赫だいかくKI12

  • 足の少陰腎経

効能

衰弱した男子によくみられるわすかな身体あるいは精神的刺激によって起こる射精現象・EDに有効です。

陰部痛
ED
遺精
その他:おりものなど

取り方

中極(任脈)の外方5分に取る。

部位

下腹部、臍中央の下方4寸、前正中線の外方5分。

成り立ち

大赫の赫は、「赤」を二つ並べたもので、「赤い、明るい、盛ん」 を意味する。大赫は、腎経と奇形八脈の衝脈が合流し、陰気が盛んに集まることに由来するという説や、妊娠時にここが赤子によって大きくふくらむためとする説もある。また錐体筋や陰茎ワナ靭帯(陰茎係蹄靭帯)の輪郭が上方に向かって狭くなってゆく様を、炎の形に模したものという説もある。