石関(せきかん)[KI18]

石関せきかんKI18

  • 足の少陰腎経

効能

神経性胃炎、その他胃の病、婦人病から来た上腹部の痛み、膀胱の病にも有効です。

腹痛
嘔吐
便秘
その他:不妊、産後の腹痛、しゃくりなど

取り方

建里(任脈)の外方5分に取る。

部位

上腹部、臍中央の上方3寸、前正中線の外方5分。

成り立ち

石関の石は、腹直筋が石のように固く隆起した部位にある経穴の意味。または、便秘、不妊、脹満を石に例えたもので、それらに効果のある経穴の意。関は、それらを治した際に通じることをさすことも指すとも、また食物の通過する「関所」を示唆するともいわれる。