大陵(だいりょう)[PC7]

大陵だいりょうPC7

  • 手の厥陰心包経
要穴: 心包の原穴 心包経の兪土穴

効能

1.熱病、身熱、頭痛
2.心臓疾患、呼吸困難、胸痛の場合
3.精神病、神経衰弱、ヒステリー、狂等
4.胃腸病
5.手関節の痛み、慢性関節リウマチ

心痛
精神不安
胃痛
その他:ばね指、主関節痛、心悸、嘔吐など

取り方

手関節前面横紋の中央で、橈骨手根屈筋腱と長掌筋腱との間に取る。 ※長掌筋腱が不明瞭な場合は、橈骨手根屈筋腱の内側に取る。 ※太淵(肺経)、大陵、神門(心経)は手関節掌側横紋上に並ぶ。

部位

手関節前面、長掌筋腱と橈骨手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋上。

成り立ち

大陵は、月状骨の隆起、ないしは手首の腱(橈骨手根屈筋腱や長掌筋腱)の隆起を大きな丘陵に例えたもの。