陽谷(ようこく)[SI5]

陽谷ようこくSI5

  • 手の太陽小腸経
要穴: 小腸経の経火穴

効能

手関節部にあって、反応が顕著に現れる。火経の火穴である。発熱の場合に陽谷に刺鍼することによって下熱する。手の心経痛に有効です。

めまい
耳鳴り
頭痛
その他:眼痛、頚部痛、肩部痛など

取り方

手関節の後内側、三角骨と尺骨茎状突起の間の陥凹部、尺側手根伸筋腱の内側に取る。
※陽谷から小海までの長さを1尺2寸とする。
※陽渓(大腸経)、陽池(三焦経)、陽谷(小腸経)は手関節背側横紋上に並ぶ。

部位

手関節節後内側、三角骨と尺骨茎状突起の間の陥凹部。

成り立ち

陽谷の陽は、陽側(手においては手背面)を意味し、陽渓は手関節背面の陥凹部にある経穴の意味。