四白(しはく)[ST2]

四白しはくST2

  • 足の陽明胃経

効能

眼病や顔面神経麻痺に用いられる。蓄膿症にも有効です。三叉神経痛にも良い。

めまい
目の充血
眼痛
その他:目のかゆみ、視力回復など

取り方

正視させて、承泣の下方で、骨が陥凹しているところに取る。
※眼窩下神経の出る部にあたる。

部位

顔面部、眼窩下孔部。

成り立ち

四白の四は「四方、周囲に広まる」こと、白は「明るい」という意味をもつ。この経穴が目の疾患に効果があることを示唆している。別説では白の字がとっくりや酒杯などの酒器を指すことがあることから、杯のような形の眼窩の意を表すという。※ちなみに、「挙白」という熟語は、「酒杯をかざして酒を飲むことや、酒をすすめること」をさす。