関衝(かんしょう)[TE1]

関衝かんしょうTE1

  • 手の少陽三焦経
要穴: 三焦経の井金穴

効能

頭部の疾患、目、咽喉、舌等の充血、腫脹、発熱等、頭痛、めまいに有効です。

頭痛
目の充血
難聴
その他:咽頭痛、熱病、めまいなど

取り方

薬指爪根部近位縁に引いた線と、内側縁に引いた線との交点に取る。

部位

薬指、末節骨尺側、爪甲角から近位内方1分(指寸)、爪甲尺側縁の垂線と爪甲基底分の水平線との交点。

成り立ち

関衝の関は「関連、連絡」、衝は「かなめ、要所」の意味。関衝は心包経と小腸経に関連する要衝となる経穴。中衝と少衝の間に、関門のように位置する経穴という説もある。