天牖(てんゆう)[TE16]

天牖てんゆうTE16

  • 手の少陽三焦経

効能

首の痛み、頭、顔面の充血性ないし熱症疾患、鼻づまりに有効です。

難聴
頭痛
視力低下
その他:めまい、後頭神経痛など

取り方

下顎角の後方で、胸鎖乳突筋の後方に取る。
※胸鎖乳突筋をはさんで、天容(小腸経)と相対するところにあたる。

部位

前頸部、下顎角と同じ高さ、胸鎖乳突筋後方の陥凹部。

成り立ち

天牖の牖は「明かりとりの窓」、または「戸」を意味し、頭部の下にあって、頭部や耳、目の疾患に効果のある経穴の意味。