四瀆(しとく)[TE9]

四瀆しとくTE9

  • 手の少陽三焦経

効能

耳や歯の病、三焦経の経絡に現れる神経痛、咽喉の病に有効です。

難聴
耳鳴り
頭痛
その他:胸脇部痛、歯痛、嘔吐、肩こりなど

取り方

陽池と肘頭とを結ぶ線の中点の上方1寸に取る。

部位

前腕後面、橈骨と尺骨の骨間の中点、肘頭の下方5寸。

成り立ち

四瀆の瀆は、「流れ、大きな溝」を指す。手の三陽経という支流が集まり大河になることを例えたものといわれる。